ラーメン

Ramen

Eat Like a Local Hokkaido

北海道で一番有名なグルメ「ラーメン」。 地元の人が通うおいしいお店と、訪れる前に知っておきたい情報を紹介します。

筆者のひと言

FROM THE WRITER

僕は細麺が好きなので、ついつい豚骨ラーメンを選んでしまいます。 ラーメンは濃いめの味が好みで、つけ麺もよく食べます。

そんなスキーインストラクターTomoが、札幌のラーメンを食べ歩き、 海外から訪れる旅行者にぜひ食べてほしいと思ったお店を紹介します。

札幌の味噌ラーメンは全体的にレベルが高く、大きなハズレは少ないと感じています。

ただ、SNSやメディアで紹介されたことで行列ができるお店もあります。 行列ができているからといって、必ずしも一番おいしいとは限りません。

だからこそ、行列ができているという理由だけでお店を選ぶのではなく、 自分の好みに合う、本当においしい一杯を見つけてほしい。

そんな思いで、僕がおすすめするお店を紹介します。

※本記事の評価は、あくまでも海外から訪れる旅行者を対象とし、観光客の視点で評価を行っています。

札幌味噌ラーメン 五傑

TOP 5

  1. 1さっぽろ純連この店のために旅行の予定を組む価値がある元祖の本店。ラードで熱々、濃厚な札幌味噌の原型。平岸
  2. 2すみれ取材予定純連の流れをくむ全国区の名店。中の島本店・すすきの
  3. 3彩未取材予定行列のできる人気店。美園
  4. 4けやき取材予定すすきので行きやすい独立系。すすきの
  5. 5信玄取材予定信州・越後の2種類から選べる。すすきの近く

歴史

HISTORY

味噌ラーメンは1950年代に札幌で生まれ、札幌を代表する一杯になりました。

  1. 1955ごろ

    「味の三平」(大通)で、豚汁をヒントに味噌ラーメンが生まれる。

  2. 1964

    村中明子さんが中の島で「純連(当時は"すみれ"と読んだ)」を開店。ラードで蓋をした熱々の濃厚スープが札幌味噌の原型に。

  3. 1968

    「サッポロ一番みそラーメン」で味噌ラーメンが全国へ。

  4. 1980年代

    純連が一時閉店。

  5. 1989

    息子たちが継ぎ、「純すみ系」の二大巨頭に:

  6. 1994

    すみれが新横浜ラーメン博物館に出店し全国区に。

  7. 2000年代

    純すみ系から独立した店が広がる。

    • 彩未など
  8. 2010年代〜

    豚骨・鶏白湯・つけ麺なども札幌に入ってくる。

北海道の3大ご当地ラーメン

札幌は味噌、旭川は醤油、函館は塩が有名です。

札幌:味噌
濃厚な味噌スープ。札幌ラーメンの特徴は次のとおりです。
  • 黄色い卵麺:昔の麺は茶色っぽく黒ずみやすかったため、卵を入れて黄色にしました。卵麺は熱で固くなるので、のびにくいです。
  • 中太のちぢれ麺:濃厚なスープがよく絡みます。
  • 表面のラード:寒い土地なので、スープが冷めにくくなっています。
旭川:醤油
醤油スープ。豚骨や鶏ガラのスープに魚介のスープを合わせることが多く、表面のラードの層でスープが冷めにくくなっています。
函館:塩
透き通ったあっさりの塩スープに、細いストレート麺。
歴史を知りたいならこの店さっぽろ純連 札幌店1964年創業、札幌味噌ラーメンの原型を作った「純連」の本店。

注文のしかた・食べ方・豆知識

HOW TO

注文のしかた・食べ方

食券機の使い方
入口の券売機で先に食券を買います。現金のみの店が多いので、小銭と千円札を用意しておきましょう。
麺の硬さ
店によっては「硬め・普通・柔らかめ」を選べます。
替え玉と半ラーメン
替え玉は麺だけの追加。半ラーメンは小さいサイズです。
すすってOK
音を立てて食べるのはマナー違反ではありません。混んでいる店では、食べ終わったら長居しないのがマナーです。
熱さに注意
札幌味噌はラードの膜で、最初のひと口がとても熱いです。
スープは全部飲まなくてOK
味が濃いので、残す人も多いです。
ちぢれ麺
札幌の黄色いちぢれ麺は、濃いスープがよく絡むためのものです。

用語集

チャーシュー
煮込んだ豚肉のスライス。
メンマ
味付けしたタケノコ。
味玉
醤油ダレに漬けた半熟卵。
もやし
札幌ラーメンによくのる定番の野菜。
ちぢれ麺
波打った麺。札幌ラーメンの特徴です。
替え玉
残ったスープに追加の麺を入れること。札幌では替え玉があるお店は少ないです。
大盛り
量を多くすること。
食券
券売機で買うチケット。

評価の見方

HOW WE RATE

星(3Fアイコン)

  • この店のために旅行の予定を組む価値がある
  • 30分くらい移動してでも行く価値がある
  • 近くにいるなら、ここに入れば間違いない

評価項目(S〜D)

  • 味
  • 北海道らしさ
  • コスパ
  • アクセス
  • この店の強み(必ずS)

Sが最高、Dが最低です。

3Fアイコンの多い順

WHERE TO EAT

さっぽろ純連 札幌店(さっぽろじゅんれん さっぽろてん)札幌エリアこの店のために旅行の予定を組む価値がある味噌

1964年創業、札幌味噌ラーメンの原型を作った「純連」の本店です。のちの「すみれ」と並ぶ「純すみ系」の本家で、2018年に今の建物にリニューアルしました。

土曜日の15時5分に着くと店内は満席で、待ちは8人。15時20分に席に着き、15時30分ごろには待ちがいなくなりました。お客さんは日本人観光客が多い印象で、外国人はいませんでした。

店内はカウンター10席とテーブル2卓です。先ずは入口の券売機で食券を買います。支払いは現金のみで、英語表示はありません。待合いの椅子に座っていると、店員さんが食券を取りに来てくれます。

メニューは味噌・辛味噌・正油・塩のラーメンに、ごはんものとセットがあります。僕のおすすめは味噌ラーメン一択です。

今回はお腹が空いていたので「味噌ラーメン半チャーハンセット」を頼みました。スープはかなり濃いめで、ラードの膜でやけどしそうなほど熱々。最後まで全然冷めません。麺は札幌らしい黄色い卵麺。もやしにスープが染みていて、ひき肉とメンマも入っています。チャーシューは2枚ほどで、柔らかく味も濃いめです。上に生姜がのっていて、僕は最初は反対側から食べ、後半に溶かして味変しました。生姜の味はほんのりです。

半チャーハンはお茶碗1杯くらいで、お米は硬めでおいしいのですが、ラーメンが濃いのでセットだと少し濃すぎました。次は味噌ラーメンとライスにします。

今回3つ星としたのは、豚骨・細麺・濃いめ派の僕の好みにぴったりの味で、食べ終わった瞬間から「また来たい」と思ったからです。

ちなみに今回は車で行きました。札幌の中心部から来ると店は右側にあります。僕は無理に右折して店の前に止めましたが、道の向かい側(左側)にも純連の駐車場があるので、そこに止めて道を渡るのが楽です。(2026年10月改訂)

訪問記録

  • 2026年10月24日(土)15:05着、満席・待ち8人、15:20着席、15:22着丼、15:30待ちゼロ。味噌ラーメン半チャーハンセット
八乃木(はちのき)札幌エリア近くにいるなら、ここに入れば間違いない味噌

札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」ののれん分けのお店です。発寒の住宅街、イオン発寒店の近くにあります。

火曜日(祝日)の夕方、17時の開店直後の17時10分ごろに着くと、カウンターに5人ほど、テーブル席にも既にお客さんがいました。17時半ごろには満席になっていたので、早めの来店がおすすめです。

店内にはカウンター席とテーブル席があり、家族連れでも入りやすいです。先ずは入口の券売機で食券を購入します。支払いは現金のみです。

今回食べたのは「味噌ラーメン(1,200円)」。すみれ系としてはあっさりした、濃すぎない味噌スープです。上に生姜がのっていて、途中で溶かすと味変が楽しめます。麺は札幌特有の黄色いちぢれ麺。チャーシューもおいしく、次回はチャーシュー麺を食べます。

今回1つ星としたのは、豚骨・細麺・濃いめ派の僕には、普通においしい味噌ラーメンという印象だったためです。値段も少し高めに感じました。

ちなみに今回は車で行きました(駐車場あり)。駐車場は少し止めにくいので注意が必要です。(2026年10月追加)

訪問記録

  • 2026年9月22日(火・祝)17:10着、カウンター5人ほど、17:30ごろ満席。味噌ラーメン
麺 鍾馗(めん しょうき)札幌エリア近くにいるなら、ここに入れば間違いない

北24条エリアの「麺 鍾馗」は、京都の「セアブラノ神」を立ち上げた中野さんが2022年1月に札幌で開いたお店です。食べログのラーメンHOKKAIDO百名店にも2024年・2025年に選ばれています。今回は、札幌味噌ラーメンとは違う一杯を食べに行きました。

訪問したのは2026年10月26日、月曜日の14時15分ごろ。待たずに座れましたが、この時間でも店内は約8割の席が埋まっていました。周りではつけ麺ではなくラーメンを頼んでいる人も多かったです。

注文は券売機で食券を買う方式です。券売機や案内は日本語が中心で、僕は現金で支払いました。今回頼んだのは「北海道三大昆布水つけ麺」1,600円に大盛り150円、合計1,750円。料理が来たのは14時25分ごろで、座ってから約10分でした。価格は2026年10月の訪問時点です。

新しい味を試したいラーメン好きに僕がすすめるなら、今回食べたこのつけ麺です。お店ではラーメンも選べますが、そちらは今回食べていないので評価していません。

つけ汁は塩味を感じる仕上がり。出汁はしっかり効いていますが、極端に濃い味ではありません。胡椒の風味も感じました。添えられた柚子胡椒もあり、食べ進めると麺の昆布水でつけ汁が少しずつ薄まっていきます。

平打ち麺は昆布水に浸かっています。店員さんから、まずはつけ汁につけずに麺だけで味わうよう案内されました。昆布の繊細な旨味があって、そのままでもおいしいです。レモンも添えられていました。

玉ねぎはシャキシャキして爽やか。大きく薄く切られたチャーシューは、僕にはハムに近い印象でした。全体として、素材の自然な風味を生かした仕上がりだと感じます。

今回1つ星としたのは、普通においしく、独創性も楽しめる一方、僕にはこの店を目的に遠方から来るほどではなかったからです。近くにいるならおすすめ。昆布の旨味、塩味のつけ汁、素材の風味を楽しむ、おしゃれな一杯です。ただ、大盛りで1,750円は、普段の札幌のラーメンと比べると割高に感じました。札幌が初めての外国人旅行者には、まず王道の札幌ラーメンをすすめたいです。日本のラーメンを食べ慣れた人や、新しい味を探している人には合うと思います。

僕は近隣のコインパーキングを使いました。訪問時の店頭には、駐車券を提示するとトッピングなどを選べるサービスの案内がありましたが、今回は利用していません。内容や実施状況は来店時に確認してください。(2026年10月追加)

訪問記録

  • 2026年10月26日(月)14:15頃着、待ちなしで着席、14:25頃提供。店内は約8割。北海道三大昆布水つけ麺・大盛り、合計1,750円。

スキー・スノーボードレッスン

LEARN TO SKI WITH 3F

食べたあとは雪山へ。札幌でスキー・スノーボードのプライベートレッスン。英語・中国語を話すインストラクターが、はじめての方から中級者までお教えします。

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最終更新日:2026年10月28日

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